-
顔のリフティングと顔のラインを改善するための最も基本的で主な原則は、皮下脂肪のボリューム(体積)矯正です。 言い換えれば、ボリュームを減らさなければならないところの脂肪は除き、ボリュームを補わなければならない部分は補ってあげることです。 両者の中で一般的に最初にすべきことは、皮下脂肪を取り除かなければならない部位をできるだけ多く取り除くことです。 その後、フィラーや脂肪注入を通じてボリュームを満たすことで良い結果が表れます。
皮下脂肪のボリュームを取り除かなければならない部位は、横頬骨、ほうれい線、横顎、二重顎、耳下脂肪です。 そして、ボリュームを増加させなければならない部位は、額、眉間、こめかみ、横頬骨の下(窪んだ部位)、鼻、唇などです。
特に東洋人は脂肪破壊術を利用して永久的に皮下脂肪を除去すると、顔のサイズが小さくなり、顔のラインが滑らかになり、よりきれいな顔のラインを作ることができます。 脂肪破壊術自体だけで十分なリフティング効果が現れることが多いです。 十分に皮下脂肪を取り除くと、一部の方々はフィラーや脂肪注入を必要としない場合があり、施術をすることになってとしても、ほんの少しの量で済みます。 結論として、フィラーや脂肪注入を望む場合には、大多数は脂肪破壊術を用いた皮下脂肪量の除去を先にしなければならないことが多いです。
- 1JD Clinic 病院の施術の特徴
-
⦁当院では,時間が過ぎて完全に分解されてなくなるヒアルロン酸成分のフィラー施術のみ行います。
⦁半永久的なフィラーは,長時間経過後に発生しうる副作用のおそれで施術しません。
⦁フィラー施術時,安全のために針を使わず,カニューラを使って施術します。
⦁針は先が鋭いことから,血管損傷,血管内注入による様々な副作用がある可能性がありますが、
⦁カニューラは先が丸くて血管損傷の可能性が極めて少なく,施術後,あざがほとんど発生しません。
⦁十分な時間を持って施術します。
⦁血管損傷,血管内注入などによる各種副作用を最小化するために,可能な限りゆっくり施術します。
⦁また,施術者が望む正確な形を作るために,施術の過程でも十分な対話が必要です。
- 2ヒアルロン酸フィラー(Temporaryfiller)の長短
-
ヒアルロン酸は自然に存在する多糖類(polysaccharide)で
すべての哺乳類結合組織の構成成分です。
ヒアルロン酸の化学構造は種(species)に関わらず同じなので
フィラーに使ったとき,免疫反応の可能性が極めて少ないです。
商品名としてはレスチレン,テオシアル,キューゼル,イブアール,ジュビダムなどがあります。
永久的なフィラー,半永久的なフィラーの注入で発生し得る潜在的な問題がありません。
たとえば,永久,半永久的なフィラーを使って施術した後,望まない美容的な結果と出た時,
または,育児などの副作用が発生した場合,矯正が難しく,施術が必要になる場合があります。
一方,ヒアルロン酸フィラーは徐々に自然に分解されるため,半永久フィラー,永久フィラーの副作用がなく,
ヒアルロニダーゼ(hyaluronidase)で容易に除去できます。
短所は6ヶ月以上の持続期間は保障されますが,6~24ヶ月程度の相対的に短い維持期間です。
- 3半永久的フィラー(Semipermanent filler)の長·短所
-
二つの種類があります。
アクリルアミドゲル(polyacrylamide gel, PAAG )
ポリアルキルイマイドゲル(polyalkylimide gel )
相対的に持続期間が長いこと(1~2年)
副作用発生時,施術初期に除去が容易になるという点。
肉芽腫(granuloma)などの深刻な副作用の可能性があること
長期間安定性が確立されていないということ
安定性と効率性に対する根拠が足りないというのが短所です。
※ JDクリニック明洞店では施術しません。
- 4永久フィラー(Permanent filler)の長·短所
-
ポリメチルメタクリレート成分で商品名としてはartecoll(アテコール),artefill(アテピル)などがあります。
3年以上持続し,主に顔に使われます。
FDAの承認を得ましたが,21%の患者から副作用があり, 肉芽腫(granuloma)などの副作用に関する報告がありました。
動物から起源したコラーゲンが含まれているため,肌の反応検査(skin test)を行わなければなりません。
※ JDクリニック明洞店では施術しません。
- 5顔フィラー施術の基準
-
1.顔はたいてい毛髪腺,眉の真下,鼻の基底部,顎の先で3等分になる。
2.上唇の高さは下の唇と顎の高さの1/2である。
3.頭の幅と高さの割合はたいてい3;4 である。
顔の縦の比率
1.顔の横の長さは片方の目の横の長さの5倍。
2.鼻の基底部の横の長さは片方の目の横の長さと同じかやや小さい。
顔面軟部組織計測点
1. Cm (columella,鼻柱点)は鼻柱の部分から軟部組織が最も突出した部分だ。
2. Sn (subnasale,鼻の下点)は鼻柱と上唇が合う点だ。
3.LS(labrale superius)は上唇の皮膚と粘膜が合う点だ。
4.STMS(stomion superius)は上唇の最下方点である。
5. STMI (stomion inferius) は下唇の最上方点である。
6.SI (sulcus inferius)は下唇と顎で形成された線上で最も凹んでいる部分だ。
7. Pg (pogonion)は顎から最も突出した部分だ。
8. Me (menton) は,あごから最も目の方に入った部分である。
9.C (cervical point)は顎の下と首が合う部分だ。
PeckとPeckの顔面角,上顎顔面角,鼻上顎角
1.F(facial angle,顔面角)は鼻根点から顎先に向かい,引いた線の1/2地点で貴玉点(tragion)に至る線によって生じる各線によって生じる。
2. MF(maxillofacial angle,上顎顔面角)は,鼻根点から顎先に向かって引いた線,鼻根店から上唇(LS)に向けて引かれた線によって生じるもので上唇とあごの関 係を示す。
3.NM(nasalmaxillary angle)sms鼻根店で上唇(LS)に向けて引いた線,上唇(LS)から鼻先をつなぐ線によって生じるもので上唇と鼻先の関係を示す。
*西洋人は平均的に F= 102.5 度,MF= 5.9 度,NM= 106.1 度を見せる。
PowellとHumphreysの審美的三角形
1.前顔面線は眉間(glabella)から顎先(pogonion)で引いた線
2.NFr(nasofrontalangle,コイマ角)は鼻先と鼻根点を結ぶ線,眉間と鼻根点を結ぶ線が成す角で,115~130度が平均
3.Nfa(nasofacial angle,コアン面角)は,前眼面線,鼻先と鼻根点を結ぶ線が成す角で,30~40度が平均
4.NM(nasomental angle,鼻先と鼻根点をつなぐ線,鼻先と顎先を繋ぐ線が成す角で,120~130度が平均
5. Mec (mentocervical angle,顎先目角) 前顔面線,木店であごの先をつないだ線が接する角で平均80~95度が平均である。
* 男性で鼻顔面角が大きい。
そして鼻あごの角,鼻の耳角,顎先のかけらはもっと小さい。
HoldawayのH角
1.顎の先と上唇で最も突出した部分をつないだ線,顎先と鼻根点を結ぶ線が成す角で平均10度だ。
2.上顎と下顎との関係を現わす
3.この角度が大きくなると,顔面部軟部組織の凸凹が増加する。
- 6ピラーの性状
-
• イサンソン(biphasic)ピーラー
-キュジェル、レスティルレン、イブアル、ポペクタ
• 壇上性(monophasic)ピーラー
テオシアル、ジュビドム、エステルリース、エルラビエ
- 7施術部位
-
(1) 額、こめかみ
額,こめかみは顔の割合と角度に応じて施術します。
(2)眉間、鼻、鼻下 鼻の形を改善させる施術は単純に見えるが,考慮すべき事項は多いです。
美学的な観点から,顔の比率や角度,鼻の機能的(functional),解剖学的な(anatomical)観点,患者の期待や現実的な限界などを考慮しなければなりません。
一般的に施術をする部位は眉間,鼻根などです。
鼻の先にはフィラーを0.3cc程度注入することが出来るので,鼻の先を上げるには限界があり得ます。
鼻先を上げるために普通ボトックス施術を一緒にします。
(3)涙袋
多くの人々が目の下の愛嬌を求めています。
しかし,一部の人々は愛嬌のない平らな下のまぶたを望んだりします。
目の下の愛嬌は,目のまわりの筋肉(orbicularis oculi muscle)によって作られ,一般的に愛嬌があれば魅力的だと考えられます。
目の下の愛嬌があれば,一般的に若く見える印象を与える長所もあって,
下にあるまぶた(lower eyelid)全体のトーン(tone)を維持し,支持する(support)という役割をするようになります。
年をとるにつれて愛嬌が次第に消えて目元が平たくなります。
愛嬌がなくなる原因は老化が進み,目のまわりの筋肉に付いている薄い結合組職が緩むこと,目のまわりの筋肉自体が弱くなることのために,目の周りの筋肉が下に張られる現象であると推定されます。
老化による目の下の突き出し(lower eyelid bulging)を施術的な方法で矯正する時,伝統的に涙袋を復元していません。
そして伝統的な施術的な方法で目下を矯正した患者が目下の涙袋を希望する場合は,粘着(adhesion)によって涙袋を作るのは不可能なこともあります。
(4)目元(ダークサークル)フィラー
'ダークサークル'は正確な医学用語ではなく,様々な原因によって発生し得る現象です。
•目の下の色素沈着
•目の下の静脈が透けて見える現象
•目の下の脂肪が突出して突出したすぐ下の部分が暗く見える現象などを
皆'ダークサークル'と認知をしています。
•目の下の'色素沈着'が生じる原因と現象も様々ですが,こうした色素沈着で生じるダークサークルはNd-Yagなどのレーザーを利用して治療します。
•フィラーを使ってダークサークルを矯正する場合は,目の下の脂肪が突出したすぐ下の部分が暗く見える場合です。
逆に言えば,他の要因によるダークサークルの場合は,フィラーで効果が得られないという意味です。
•眼下静脈のためダークサークル現象が現れる場合も,フィラーを注入し,一部改善する効果をあらわすことができます。
しかし,フィラー自体の性質によって,フィラー注入部分が青く見えるチンダル現象(Tyndall effect)が現れることはあります。
•フィラーを注入する部分は涙溝(tear trough),鼻先のシワ(nasojugal fold)です。
•'インディアンバン'部位は含まれたりもします。
•老化によって目の前の脂肪が過度に突出している場合は,フィラーよりは目の下の脂肪を除去した方がよりよい選択になる場合があります。
(5)頬,インディアンのバンドフィラー
ヒアルロン酸フィラー(hyaluronic acid filler)はシワとボリューム感減少を矯正するのに効果的です。
年を取るにつれて顔中央部位は骨格の変化とともに,光帯の前部の皮下脂肪が落ちたり,皮下脂肪がなくなったりします。
そして,頬周辺の皮下脂肪が増えたりします。
そのため,横から見た顔中央部位は平らになる輪郭を表わす場合も多く,光帯のすぐ下の部分がクラクっているように見え,広大がますます目立って見えるようになります。
側頭(temporal area)部分の皮下脂肪がなくなることが,広大をさらに大きく見せる原因にもなります。
ボリューム感という側面から考えると
皮下脂肪がなくなった部分はフィラー,脂肪注入などで満たし,
皮下脂肪が増える部位は脂肪吸入,PPCなどで除去すれば
自然な若い印象を作ることができます。
顔中央部位(ほっぺた,頬,インディアンバンド)をフィラーを用いて矯正する時大事なことは
骨の構造(特に頬骨と上顎骨- cheekbone & maxilla)を理解し,注入することが重要です。
年を取るにつれて,頬骨の前の部分が平らになりますが,この部分のボリュームを満たすことを優先しなければいけません。
インディアンバンドの下の骨の消失,皮下脂肪の消失は鼻唇のしわを深く見せる原因でもあります。
したがって,この部位にピラーを注入すると,自然にほうれい線が緩和される効果があります。
(6)ほうれい線フィラー
ほうれい線を施術する時,比較研究
•5ヶ所位をつないで注入する方式,
•一つの部位にだけ穴をあけて一気に注入する方式,
•フィラーを交互に注入する方式
フィラーを注入する位置によっての方式
•真皮層に走査する方式
•真皮皮皮下脂肪の境界に走査する方式,
•皮下脂肪層に注射する方法
通常は校正を望む部位の特性に合わせて様々なフィラーが製作されています。
そして,正確な解剖学的な位置にフィラーを注入することが美容的な結果に重要です。
注意事項
•一般的に,フィラーは安全で簡単な施術ですが,患者たちには注射の際,痛みが敏感な問題になることがあります。
しかし,最近は麻酔剤の混ざったピラーを使ったり,フィラーに麻酔剤を混ぜて使ってから,痛みはほとんどないといえます。
•ほうれい線の顕著な改善のために,ほうれい線だけでフィラーを過量注入することは,むしろ不自然な印象を誘発しかねません。
これはほうれい線ができる様々な原因を考慮すると当然の結果です。
患者は,鼻唇溝だけにフィラーを注入し,鼻唇のしわを改善するには限界があり,過多に矯正することは,不自然な結果が出かねないということを認識しなければなりません。
施術方法
フィラーを3cc以上使える状況になると,ほうれい線に一部を注入して
インディアンシワ(インディアンバンド,前頬のシワ)に一部を注入することがもっと自然で美学的な結果を得ることができます。
老化が進み,インディアンシワが皮下脂肪が減少し,鼻唇のしわはさらに深まるからです。
(7)口元のシワ,唇(マリオネットライン)フィラー
口元に対する美容的な関心は年を取りながら増加してしますます。
口元にできた肉ができ,しわができるようになると,白々しく,意地悪そうになったり,悲しい印象を与えることがあります。
人々は実際自分の感情と乖離があることを感じます。
口元周辺のこのような変化の原因は複合的です。
上顎骨,下顎骨などの顔の骨が吸収され,皮下脂肪がなくなることも原因で,筋肉とじん帯の支えている構造物が減少し,重力も作用します。
さらに顔の表情筋肉の中で下の方向へ作用する筋肉の反復的な動きも関与します。
下に引っ張る筋肉の反復的な動きを矯正するためにボトックス(ボツリヌス·トキシン)施術が併行されたりもします。
口元のしわ(マリオネットライン),口元の周りの変化は原因をすべて矯正すると自然で良い結果が得られますが、費用,時間,日常生活に支障を与えることがあります。
完璧ではないが,ヒアルロン酸のフィラーを使って口元の周りの改善を試みれば,費用,時間,日常生活の支障を最小化し,満足できる効果が期待できます。
(8)顎先(無顎)フィラー
あごの位置と形は印象に重要です。
あごは顔の長さを表す要因にもなり,顔の下部のバランス感覚を表します。
顎が長すぎたり,突出して悩んだりする人もいれば、
顎が小さいか入り込んで見えるのでこれを改善しようとする人もいます。
男性の場合
鼻と人中が出会う地点で下に垂直線を引いた時その線が顎の先と会うのが適当で
女性の場合
鼻のスタート地点(眉間すぐ下に最も入った部分)から下の垂直に線を引いた時,その線より顎の先端がやや出てくるのが適当です。
一見すると,男性が顎がもう少し出ている姿です。
•あごと鼻,唇との関係
鼻の先であごの先をつなぐ線を引いた時,上唇と下唇がその線より1~2mm後ろに位置するのが適当です。
また,顎が下唇よりやや後ろに位置し,下唇は上唇より後ろ側に位置するのが適当です。
•正面から見たときの考慮事項
鼻と人中が会う部分(subnasale)~上唇と下唇が合う地点(stomion),
上唇と下唇が合う地点(stomion)~顎先(mentum)の割合が
1:2 になることが適切という基準です。
口唇と顎の間に見える横シワ(labiomental fold)の深さ,
あごの皮下脂肪の厚さ,
口唇とあごの間の角度(labiomental angle)なども考慮しなければなりません。
- 8施術の前, 施術の後 に注意事項
-
施術の前に注意事項
•出血性疾患がある場合には施術のうちの、施術後出血の恐れがあるため、で注意が必要です,
•アスピリン、イブプロフェンなどは施術前後1週間止めなければなりません,
•オメガスリー、ビタミンE、漢方薬などは施術前後2週間服用しません ピラーを注入しようとする部位に以前に施術をした場合には,施術前に医師に必ず伝えることが必要です,
施術の後に注意事項
•顔の赤くなる,あざ,腫れ,注射痕が現れる可能性があります。
しかし,時間が過ぎると良くなりますので心配しなくてもいいです。
•ヒアルロン酸フィラー注入後2週間程は、フィラーが粘土のような状態を維持しており圧力を加えると形が変わることがあります。それにより2週間程は施術部位を押さないように注意してください。指で強く押したり睡眠時に押してしまわないように注意してください。
•経絡のような行過ぎたマッサージは施術部位をでこぼして
フィラーの効果を落としたり,継続期間を短縮したりすることができます。
軽いマッサージは大丈夫です。
•遅延アレルギーや感染がたまにある場合がありますので,たくさん腫れたりしたら,すぐに電話をくださるか訪問してください。
•施術2-4週間後,矯正が必要な場合があります。
•施術後,結果を維持するためには6ヶ月~2年置きに追加的な施術を継続する必要があります。
- 9副作用
-
•あざ,浮腫
•非対称
•失明(眉間注入時など)
•肌壊死(鼻先,浅く注入した場合など)
•過敏反応,かゆみ,赤み,痛み
- 10合併症
-
第一に'施術直後0~2日'の間に発生する即時的な合併症です。 低矯正,過矯正,注入されたフィラーを照らす,血管損傷などです。
• 過矯正された場合,ヒアルロン酸の場合は ヒアルロニダーゼ(hyaluronidase)を注射して溶かし,
他のフィラーの場合は,注射の針で穴をあけるか,切開をして抜き出すことになります。
• 注入されたフィラーが透け出る場合(チンダル現象,Tndall effect),マッサージを強くすれば大概解決され,
除去が必要な場合は,ヒアルロニダーゼ(hyaluronidase)で溶かすことができます。
• 血管損傷(血管圧入,血管発酵)による皮膚壊死の可能性は様々な状況で発生することがあります。
これはフィラーを注入するすべての部位に発生することもありますが,主に眉間部位に関する報告が多いです。
しかし,成分に関係なく,すべての施術の部位に発生すると推測されます。
•動脈内にフィラーが直接注入される場合,血管の走行方向によって直ちに肌の色が白く変わります。
痛みはひどい場合もあり,ほとんどないこともあります。
•静脈の閉鎖も発生し,この場合は静脈鬱血が発生します。
この場合は腫れ物,重みのある痛み,紫の変化などが表れます。
静脈閉鎖の症状は,フィラー施術後,自然な経過と混同する可能性があるため注意が必要です。
•初回の来院時に可能な最小限の容量を投与し,7~14日後に状況を見て追加投与するのも一つの方法である可能性があります。
3~14日の間に発生する合併症です。
フィラーを注入してから約2~7日まで結節に触れることができます。
しかしそれ以上の期間の継続する結節は評価する必要があります。
持続する結節は大きく炎症性と非炎症性に分けられます。
• ヒアルロン酸(hyaluronic acid)を注入した場合,炎症がないと判断されれば
マッサージをしながら,結節が失われるのを待つか,ヒアルロン酸(hyaluronidase)を注射して,すぐに溶かす方法があります。
• 赤く変わり,痛みの激しい関節があれば'炎症'を疑う必要があり,
経験的抗生剤投与,細菌培養,切除と排膿などが必要な場合もあります。
•また他の合併症で血管浮腫(angioedema)がまれに発生することがあります。
ヒアルロン酸(hyaluronic acid)は親水性のため,ある程度の浮腫と関連があり
これは肌美容学の面で役に立ちます。
しかし,血管浮腫は全く違う性質の現象で,これによる適切な措置が必要です。
三番目に,施術後'14日以降'に発生する合併症です。
•稀ながら持続する'赤み'と'毛細血管拡張症'が発生することがあり,
この場合,ヒアルロン酸を使って溶かしたり
レーザーを利用して赤みと毛細血管拡張症を取り除くこともあります。
•炎症性結節,'育児種','無菌性膿瘍'が発生することがあります。 状況によってヒアルロニダーゼ(hyaluronidase)注射,生理深域数注射後マッサージ, ステロイド注射,節開および排農,抗生剤投与などが使用されます。
Copyrights ©2014 JD Clinic Myeong-Dong. All rights reserved.