ジュベルックはPDLLA(poly-D,L lactic acid)で構成されていて、種類が2つあります。 肌改善用のジュベルックスキンとボリューム感形成、深いシワ、傷跡改善用のジュベルックボリュームがあります。
ジュベルックを肌や皮下脂肪に注射すると、線維芽細胞が刺激されてコラーゲンの生成が増加します。
ジュベルックを肌や皮下脂肪に注射すると、線維芽細胞が刺激されてコラーゲンの生成が増加します。
- 1効果
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効果
▪ 毛穴·美白·保湿
▪ 肌のキメと肌トーンの改善
▪ 小じわ改善
▪ 肉割れ
▪ にきび跡
▪ へこんだ部位のボリューム感生成
▪ 皮膚リフティング
施術をしてはいけない場合
▪ アナフィラキシーのような深刻なアレルギーの既往歴がある場合
あるいは様々な深刻なアレルギーがある場合
▪ PLLA、hyaluronic acid等、アレルギーがある場合
▪ ケロイド(Keloid)や肥厚性瘢痕(hypertrophic scar)を発症したことがある場合
施術前にカウンセリングが必要な場合
▪ 自己免疫疾患がある場合
▪ 未治療の慢性疾患がある場合
▪ 18 歳未満、妊婦、授乳中の方(安全性が確立されていないため)
- 2施術部位
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施術部位
*ジュベルクスキン
▪ 顔, 首, デコルテなどの皮膚全体
▪ 上唇 縦じわ(スカートじわ)
▪ 手の甲など皮膚が薄くなった部位
▪ 唇
▪ にきび跡
▪ 肉割れ
*ジュベルックボリューム
▪ 額、こめかみ、インディアンバンド、こけた頬などボリュームアップが必要な部位
▪ 首の深いシワ ほうれい線 口元のシワ
▪ 肉割れ
▪ にきび跡
▪ 手の甲など皮膚が薄くなった部位
*下眼瞼(目の下)は外国人の場合は、結節形成発生の可能性のため施術しません。
- 3 施術間隔, 施術方法
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施術間隔
▪ 1ヶ月おきに3回施術すれば1年程度維持
▪ 通常1年間隔で維持療法を行う
施術方法
▪ 顔全体、首全体、デコルテ
☞麻酔クリーム40分+インジェクター(ハイコックス)を利用して15分程度注射
▪ 額、こめかみ、インディアンバンド、こけた頬などのボリュームアップが必要な部位、手の甲、唇、首の深いしわ、ほうれい線、口元のシワ、妊娠線、上唇
縦じわ(スカートじわ)
にきび跡
☞注射麻酔+ケニュラ
*患者の状態に応じて、施術方法が変動する可能性があります。
- 4施術後の注意事項, 副作用
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施術後の経過および注意事項
▪ エンボス加工:注射した部位に3日ほど持続することがあります。
▪ 赤い注射痕:もし発生すると3~7日ほど続く場合があります。
▪ 腫れ:普通3日以内に治まるが、7日まで続く場合もあります。
▪ あざ
▪ 一般的にジュベルック”ボリューム”施術を受けた場合、結節の副作用を最小限に抑えるために、施術後3日間(毎日)、1日3回、3分ずつ施術部位を強くマッサージするように押してください。
▪ ハイコックス(インジェクター)施術後、7日間基礎化粧は保湿剤だけを塗ってください。
▪ 処方した薬をよく服用してください。
▪ 効果は通常、施術後1ヶ月以内に感じることができます。 しかし、1回の施術では効果をあまり感じられないことがあります。
▪ 一般的に施術直後は肌がよくなった感じがした後、 7日ほど経過して施術前の状態に戻るような感じがありますが、30日くらい経つとまた改善された感じがします。
▪ 顔には通常、腫れ、針の跡、エンボス現象が発生しにくいですが、首とデコルテの部分は3~7日に発生することがあります。
▪ 施術後24時間は過激な運動、寒すぎたり暑すぎたりする環境(サウナなど)を避けてください。 施術部位に腫れ、紅潮などがひどくなることがあります。
▪ 施術後、あざ、軽い痛み、腫れ、赤み、熱感、かゆみなどが発生したら保冷剤を使って冷やしてください。
起こりうる副作用
▪ あざ、軽い痛み(13%)、腫れ(10%)、赤み(2%)
-1~2週間以内に消失
-まれに症状がひどい場合があります。
▪ 熱感、かゆみ(20%)
▪ 施術部位に感覚の違和感
▪ 結節(塊状)
- 眉間、目の周り、口の周り、ほうれい線などの動きの多い部位によくできます。
- 通常、施術後1~2ヶ月が過ぎてから14ヶ月後まで発生
▪ アレルギー、蕁麻疹(まれに症状がひどい場合がある)
▪ 局所的な感染
▪ 遅延型免疫媒介副作用(肉芽腫など)
-肉芽腫(塊のようなもの)は通常、施術後6~12ヶ月後に発生します
-施術後3~100ヶ月まで発生の可能性あり
-急に顔の腫れ、痛み、熱感、しこりなどの現象が発生することもあり、他の症状がなくても結節のみ発生することもある
-炎症性肉芽腫発生率:0.01~0.1%
-自然になくなることもあるが、治療が必要になることもある
-動きの多い部位によくできると言われているが、すべての部位に発生する可能性がある
-薬物濃度と関連がある
▪ 外国で視力異常、失明などの事例がある